結婚のデメリット

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結婚のリスクや離婚するときのことも考える

婚活をしているときは、結婚することが目的になりがちです。本当は、結婚をして幸せな生活を送ることが目的なのに、いつの間にか結婚がゴールになってしまい、結婚後のことを考える余裕がなくなります。あまり相手のことを見定めることなく、結婚さえすれば幸せになれると思ってしまったたら、失敗のリスクが高まります。

リスク管理の視点からは、相手と上手くいかないとして、離婚するときにどのようになるかも考えておく必要があります。結婚もしていないのに、離婚のことを考えるなんて縁起でもないと考える人がいるでしょう。離婚するときには、結婚するときの倍の労力が必要だと俗に言われます。離婚することが明らかな人と結婚して、苦労を後回しにすることのほうが余計に縁起でもない結果を生み出すのではないでしょうか。

結婚の際に離婚のことを考えことは、生命保険のようなものです。生命保険は人の死によって保険会社からお金が給付されることですから、死が関わっているとして縁起でもない生命保険を避けようとする人もいますが、縁起でもないことにより発生する様々なリスクを減らすことができます。例えば、残された家族が路頭に迷うとしても縁起でもない生命保険を避けますか?縁起でもないことを事前に考えておくことで、家族が救われることがあるのです。

離婚をすることで様々な苦労が発生するでしょう。面倒な役所の手続きや、家族関係のもつれ、様々な負の感情など、考えただけでもうんざりします。しかし、離婚するとどのようなことが待ち受けているのか知っておくことは、リスク管理の面からとても有用なことではないでしょうか。リスクを知った上で、結婚をするということが重要と言えます。

 

結婚することのリスク

責任感が増す

結婚をすることで、配偶者や子供を養わなければならず、責任感が増します。人によっては仕事にやりがいが生まれるかもしれませんが、場合によってはプレッシャーに感じ結婚が重荷になるかもしれません。責任感が増すことはリスクでもあり、メリットでもあります。

自由な時間やお金が減る

結婚をすると、独身時代のように自由にお金を使い遊びまわることはできません。配偶者や子供の面倒を見る必要が生じ、金銭的な制約が生まれます。時間やお金の管理がきちんとできるようになると考えれば、メリットであるとも考えられます。

離婚によるリスクがある

夫婦間に愛情が無くなり、離婚をする際には、慰謝料や養育費が請求されてしまう場合があります。金銭的なリスクの他に、離婚による社会的信用の低下や、子供の親権を失うことによる心理的喪失感が発生する場合があります。

結婚しないことのリスク

孤独な老後を送る可能性

孤独というものは、一般的には辛いものです。まして、老後を迎えて死が近づいてくると不安感も増してきます。老後を一緒に暮らせる人がいることで、人生に意義を見出すことができ、老後を有意義に過ごすことができるようになります。男性は孤独に弱いとされるので、配偶者の存在は大きいでしょう。男性は会社の中だけで人間関係を築いてきて、会社以外の人間関係が希薄になりがちです。女性が社会との接点となってくれる点は大きいです。

1人で過ごす淋しさ

人間は1人でいるとだらけてしまうものです。食事や洗濯掃除など、1人だとついいい加減になってしまい、生活が乱れてしまいます。いい加減な生活をしていると、健康にも悪影響があります。

病気やけがをした時に助けてくれる人がいない

病気やけがをした時に、病院に行けばいいかもしれませんが、親しく世話をしてくれる人は親族がいればいいですが、なかなかそういう人はいないものです。配偶者や子供がいれば、心強い味方になってくれるでしょう。

甘くはない結婚

そもそも結婚とは何でしょうか。男女が甘ーい恋の末、永遠の愛を誓って結婚式場で盛大な式を挙げることでしょうか?そして、愛の結晶たるお子様を授かって、2人で優しく手塩にかけて育ててあげることでしょうか?楽しいことは2倍、苦しいことは半分だよとお互いに誓うことでしょうか!

 

敢えて言おう、形骸であると!(初代ガ〇ダムです。)結婚とは、忍耐です。相手がどんな嫌な奴に見えているときでも耐え忍ぶ忍耐。これこそが結婚の真実であります。恋人時代の恥じらいはどこかへ消え、平凡な日々に忙殺される毎日。下らないことで喧嘩することもしばしば。楽しいことは大してなく、苦しいことは100倍ですよ?

結婚は人生の墓場といいますが、これは人生の終わりという意味ではなく、墓場のような静けさを結婚生活は与えてくれるという意味です。大した刺激があるわけでもないが、低位安定感があって素晴らしいのです。家に帰れば、可愛い子供と嫁さんが待っていてくれる。そう思えば、仕事もはかどるというもの。これはささやかな幸せでなくてなんといいましょう。

間違っても、死ぬまで情熱的な愛をもって生きていけるなんて思っちゃいけません。そんなのごくごく一部の方々か、オシドリ夫婦芸能人のように演じることが必要な方たちのものです。お互いの妥協の上に結婚は成り立っているのです。

 

結婚することに迷ったら?相手が嫌がることをしてきたとしても、どの程度我慢できるのか、頭の中でシミュレーションしましょう。妻が食事中におならをしたとしても耐えられますか?夫が家族ほっぽり出して趣味に走っても耐えられますか?いろいろな嫌なシチュエーションを頭に思い浮かべるのです。このストレステストを経て、こりゃ無理だという結論に達したら、アナタは結婚には向いていないかもしれないです。この程度の嫌なことが耐えられないのであれば、結婚したらもっと嫌なことがあるので耐えられない可能性が大です。

 

結婚なんて我慢の連続だと割り切ってしまえば、相手に対して腹も立ちません。相手に期待しないければ、腹も立たないし、結婚生活も長続きするというものです。退屈の中にこそ結婚生活の醍醐味があるのです。

婚活で断られるのことは辛い

婚活では、相手に断られることは当然です。むしろ上手くいくほうがはるかに少ないです。相手の立場に立てば分かりますが、相手も一生の伴侶を見つけるために婚活市場で闘っているのですから、そうやすやすとOKが貰えるはずはありません。逆に簡単にOKが貰えたら、相手は結婚を真剣に考えておらず、すぐに別れる破目になるかもしれません。相手が真剣に考えているからこそ、婚活は厳しいのです。

 

厳しい婚活市場で生き残るためには、断られても次に目標を変えていける柔軟性が必要です。確かに、婚活で相手に選ばれるための明確な基準はありません。資格試験や入試ならば合格基準がありますが、婚活にはないのです。具体的にどこがネックとなって相手に断られたかが分からない点が辛いところです。だからと言って、断られるたびに落ち込んでいては婚活うつになっていまいます。婚活うつ専門の外来があるくらいのご時世ですから、メンタルを保つことは婚活の重大な課題です。

 

婚活においては連戦連勝する必要がないのです。100人の人と会って、100人の人からOKを貰えばハーレムができてしまいます。現実問題には、100人中99人に断られても1人にOKを貰えればそれで婚活は完了です。そう考えれば少しは楽になるのではないでしょうか。

 

連敗中のメンタル

婚活中に何回も断られると、「自分には魅力がない」「婚活が上手くいくはずがない」と思い詰めてしまったりすることもあるかもしれません。努力しても必ずしも報われないのが婚活です。こういう言葉があります。「自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない」という言葉です。相手がなぜ断ったのか考え続けても答えは出ませんし、ましてや振られたという過去を変えることはできません。だから、自分が選ばれるように自己分析をしてみたり、将来どういう結婚がしたいのか一度原点に返ってみることも必要です。

 

しかし、相手から断られるということは辛いものです。自分の全てが否定されたような気分になるからです。そういう時は、料理やスポーツで「婚活力」を上げる方向に力を向けることも一つの手です。何かに打ち込むことで嫌な感情を忘れたり、何かに打ち込む姿に異性が興味を持ってくれるかもしれません。婚活は自分との戦いでもあります。今まで何をしてきたのか、これから何をしたいのか、一度心の棚卸をしてみることも必要です。。婚活がどうしても上手くいかず、精神的につらくなった場合は、周りの人に相談したり、症状が重い場合は病院に行ったほうがよいでしょう。

こんな人とは結婚してはいけない

結婚が破綻する原因には様々ありますが、そのリスクが高い人を挙げてみました。

ギャンブルに嵌っている人

ギャンブル依存症とは、ギャンブルがその人の人生に大きな損害をもたらすことが明白であるにもかかわらず、ギャンブルをやめることができないことができない病態です。勝ちを目指して最後には全財産を失います。ギャンブル依存症であることを隠し、最後には有り金を失ってしまうことをほとんどです。結婚の破綻リスクは極めて大きいです。病態を受け入れて結婚生活をするつもりがないのなら避けたほうが無難です。治療に積極的に参加するだけでなく、一緒に別の趣味を探したり、ギャンブルに対する認識を変えていくなどの対策ができないのなら結婚はあきらめましょう。

金銭感覚が合わない人

金銭感覚とは、金銭の使い方に対する価値観や金銭の価値に対する感覚を言います。浪費する人のことを「金銭感覚がない」という場合があります。金銭感覚が合わないことは、結婚生活を困難にさせる原因の上位にランキングされています。一般的には小さい金額とされる金銭のことで揉めたり、別のタイプとして逆に大きな出費を相談もなくするため、生活に疲弊してしまいます。

暴力を振るう人

DVとは、ドメステイックバイオレンスの略で、配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった人から振るわれる様々な暴力のことです。暴力の原因としては夫と妻の経済的な格差や、夫が妻に暴力を振るのは仕方がないという社会通念があります。暴力による直接的な苦痛だけでなく心理的な苦痛もあり、一緒に暮らすことはとても大変です。

コミュニケーション能力の低い人

コミュニケーション能力とは、「他者と円滑に意思疎通を図る」能力のことを言います。単に口下手でシャイな人ではありません。夫婦が互いの意思疎通を正確に図ることができる能力が低い人のことをいいます。口が達者でも意思疎通を拒否しているような場合はコミュニケーション能力が低いと言えます。

浮気をする人

浮気とは、夫や妻のいる男性や女性が、道徳的社会的に許されない不貞行為のことをすることを言います。周りの人を傷つけ、社会的信用を失うことにもつながります。離婚の理由とされます。

経済力の弱い人

経済力とは、個人の持つ資産や収入など経済的な能力のことです。経済力は夫婦そろっての金額で考えるべきですが、あまりにも経済力の弱い人や経済力を上げる努力をする人をしない人は避けたほうが無難です。

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